「近く」などの場所に関する単語を含む検索が劇的に増加していることをGoogleが明らかにしました。また、こうした場所に関する検索の80%がモバイルからなされているとのことです。
場所に関する検索はコンバージョン率が高いことがわかっています。実際にモバイルで場所の検索を行ったユーザーの50%がその日のうちに店舗を訪れています。そして、18%のユーザーがなんらかの購入を行っています。
さらに興味深いことに、目的の場所に到達したユーザーは何を購入すべきかを検討するために新たな検索をする傾向があるようです。半数近いユーザーが食事に行く1時間前になってレストランの検索を始めます。2015年3月のGoogle Consumer Surveyによると若者の40%はレストランに行ってから何を食べるべきかの情報を検索しているようです。すなわち、場所に関する検索は購入を検討するための情報を得ようとしているよりは、購入プロセスの最終段階であるといえます。
こうしたことから、「近く」などの場所に関する検索は非常にコンバージョン率の高いキーワードとなっていると言えます。今後、ますますこうした場所に関する検索は増えていくと考えられます。場所に関するキーワードのSEOは怠らずにやっておくことが大切です。
【参照元】
Google Says “Near Me” Searches Have Doubled This Year
I-Want-to-Go Moments: From Search to Store