GoogleのWebmaster Trends AnalystであるGary Illyes がTwitter上でしばらくの間は次のペンギンアップデートはありそうにないことを示唆しています。
Garyは一般ユーザーの質問に答える形で次のペンギンアップデートは数ヶ月先だとtweetしています。
現在ペンギンアルゴリズムは、webサイトの採点は自動で行っていますが採点を検索順位に反映することは一定期間毎に手動で行っています。ゆえに現在のペンギンアルゴリズムは一部自動、一部手動のアルゴリズムとなっています。このペンギンアルゴリズムのリアルタイムでの全自動化をGoogleは目指しています。
しかし、現時点ではそこまで至っておらず、Garyの発言は次回の手動によるペンギンアルゴリズムの更新、すなわち検索順位への反映が数ヶ月先になることを示しています。
以下は、ペンギンアップデートを時系列順にまとめたものです。
・Penguin1.0(2012/04/24)
・Penguin1.1(2012/05/26)
・Penguin1.2(2013/10/05)
・Penguin2.0(2013/05/22)
・Penguin2.1(2013/10/04)
・Penguin3.0(2014/10/17)
パンダアルゴリズムがコンテンツを評価するアルゴリズムであるのに対して、ペンギンアルゴリズムは被リンクを評価するアルゴリズムでした。Garyのtweetからペンギンアルゴリズムによって低評価を受けたwebサイトの改善が検索順位に反映されるチャンスが与えられるまではもう少し時間がかかりそうということがわかります。
質の高い被リンクやコンテンツを作り、来るべきアップデートに備えておきましょう。
【参照元】
Google Says Penguin Refresh Months Away From Happening